パワートレインは全車「e-POWER」を搭載し、モーターの力強い走りを実現

パワートレインは、ノートには、最大出力82馬力を発生する1.2リッター直列3気筒自然吸気エンジンと最大出力85kW(116馬力)を発揮するフロントモーターを搭載。また、ノートオーラは、フロントモーターの出力を高め、最大出力100kW(136馬力)を発揮します。

自動車に使われているハイブリッドシステムは様々な種類が存在しますが、ノートシリーズに採用されているハイブリッドシステム「e-POWER」の特徴は、エンジンは発電だけを行い、モーターだけで走行を行うハイブリッドシステムです。このハイブリッドシステムの利点は、電気自動車のようなモーターの力強い走りと静音性があり、電気自動車のように充電を行わなくても良いという利点があります。

また、4輪駆動仕様の「e-POWER 4WD」は、フロントモーターに加え最大出力50kW(68馬力)を発揮するリアモーターを搭載しています。このシステムは、前後のトルク配分を自在にコントロールすることができ、アイスバーンや雪、濡れた路面などの滑りやすい道を安定して走ることが可能なだけでなく、ドライでも状況に応じて前後モーターの出力やトルクを瞬時に調節し、発進や追い越しでの加速、コーナリング等、様々な道で優れた走行安定性を発揮すると謳っています。

燃費性能は、2輪駆動モデルの場合、ノートは、「F」グレードでWLTCモードの場合リッターあたり29.5キロ、ノートオーラの場合、「G」グレードでWLTCモードの場合、リッターあたり27.2キロになります。

価格は、ノートが202万9500円から、ノートオーラが261万300円からです。

参考資料

松本 健多朗