SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が2021年12月3日~4日の間、20歳~29歳の男女1000名を対象に行った「20代の金銭感覚についての意識調査2022」によると、車を購入しようと思える年収は500万円でした(2022年1月13日公表)。

車は購入費用がかかるほか、税金や任意保険料、ガソリン代などの維持費も高いもの。一般社団法人 日本自動車工業会の「2019年度乗用車市場動向調査」によると、年間維持費(四輪自動車保有層)は「~20万円」「~30万円」の人がそれぞれ26%と、半数以上が1年間に10~30万円ほどかかっています。

それでは20代の車購入に対する年収の意識とともに、20代の年収事情を見ていきましょう。

20代が「車を購入しよう」と思える年収は?

先ほどのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の調査によると、20代の車を購入しようと思える年収は以下の通りです。

出典:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「20代の金銭感覚についての意識調査2022」

出典:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「20代の金銭感覚についての意識調査2022」

  • 「年収400万円あれば」までの合計:36.2%
  • 「年収500万円あれば」までの合計:51.8%
  • 「年収600万円あれば」までの合計:61.1%

20代の半数以上が車を購入しようと思えるのは「年収500万円」でした。

車は購入費用も新車であれば100万円以上かかりますし、先ほど確認したように維持費も車種や利用頻度などによって異なりますが10〜30万円かかる方が多いです。必要性は地域によって異なりますが、車を買うならある程度年収が必要と考える方が多いでしょう。

ただ、年収は年齢によって左右される部分も多いもの。20代の平均年収はいくらくらいでしょうか。