ランドセル選びで重視するポイントや機能は?

お母さん800名に「子どものランドセルに欠かせない機能は」と質問したところ、1番気にしているのは「背負ったときに軽く感じる」で79.5%でした。それ以外の結果も確認しましょう。

出典:有限会社黒川鞄調べ

次に「成長に合わせて肩ベルトを調整できる」(37.4%)「背負いやすい設計がされたベルト」(34.5%)「A4フラットファイルが入る」(32.1%)と続きます。

6、7歳から12歳頃まで使用するランドセル。教科書やノート、水筒、給食グッズなどを入れれば、かなりの重さになりますよね。筆者にも小学生の子どもが2人いますが、1年生の頃はランドセルを背負ったらヨロヨロしていました。

少し前の調査になりますが、株式会社セイバンが行った「小学生の荷物の重さとランドセルに関する調査結果(2018年6月6日公表・サンプル数2000)」によると、1週間のうちランドセルが最も重い日の荷物の重量は平均で約4.7㎏。ランドセル本体の重量も入れると、重い日で平均約6㎏でした。

また、セイバンの調査によると通学時間は「10〜15分未満」が25.0%と最多。平均通学時間は15分程度ですが、20分以上かかる子も27.1%います。

低学年の頃の小さな体で暑い日も雨の日もランドセルを背負うことを考えると、重さが気になる方は多いでしょう。

ただ、色や機能を比べていると何を重視すべきか悩んでしまいます。ランドセルを選ぶ際に重視するポイントも確認しましょう。

出典:有限会社黒川鞄調べ

多いのは「耐久性・機能性に優れているか」(75.8%)、「色・デザインが好みか」(72.4%)、「健康への影響が考えられているか」(47.1%)でした。

耐久性や機能性と、色やデザインを特に重視する方が多いようです。小さな体を考えると機能が大切な一方で、6年間使用するものですから本人が気に入ることも大切でしょう。