老後対策は無理なく自分にあった方法で

そうは言っても、子どもの教育費や住宅ローンでなかなか老後資金に手が回らない人も多いです。例えば資産運用なども選択肢に入れると、月々の必要積立額は預貯金より少なくて済むかもしれません。老後資金は「数十年手をつけないお金」なので、銀行に預けるよりも運用に回した方が、運用益を期待できるからです。

ただし、運用には一定のリスクもあります。どうしても元本を減らしたくなければ預貯金1本に絞るのも1つですし、預貯金と資産運用に分散させる方法もあります。預貯金にもインフレ等のリスクがあるので、メリット・デメリットを理解した上で「自分に合う方法」を見つけることが大切です。

参考資料

太田 彩子