将来への「危機感」をモチベーションに変換!

先ほど「楽観的に捉えるか危機感を持つか」と言いましたが、過度な危機感を持つ必要はありません。年金制度や社会情勢は目まぐるしく変わりますし、数十年先のことを不安に思い続けても未知の要素が多すぎるからです。

大事なのは、「正しく恐れること」です。先ほどのデータを参考にしつつ、「我が家の場合ではいくら必要なのか」を考えてみましょう。もちろん一度考えたところで、都度修正は必要です。例えば介護や医療費の自己負担割合は増加傾向にあるので、私達が老後を迎える頃には3割負担になっているかもしれません。必要な老後資金額がまた増えるかもしれませんが、一度マネープランを立てるクセをつけておけば、容易に軌道修正できます。

「老後の資金が不安!」と思ったときが始めどきなので、しっかり貯蓄計画を立ててみましょう。