「ミスド」の愛称で親しまれているミスタードーナツは、創業50年以上の日本のドーナツのパイオニア的会社です。それまで日本人にとってなじみのなかったドーナツを身近にしてくれた存在ともいえます。

そんなミスタードーナツの中でも人気シリーズとなっているのが「misdo meets」シリーズです。今回、ミスドでは2022年1月7日(金)から「misdo meets WITTAMER ヴィタメールコレクション」がスタートしました。

ベルギー王室御用達パティスリーブランド「ヴィタメール」との日本初の共同開発商品は、まるでショコラケーキのようなドーナツです。そのクオリティの高さは、SNSを中心に早速話題となっているようです。

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日本のミスタードーナツは株式会社ダスキンによって運営されています。国内の店舗数は961ショップとなっており(2021年3月31現在)、ドーナツチェーンといえばミスタードーナツといっていいほどのシェアを誇っています。

株式会社ダスキンが2021年11月に発表した「2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 」によりますと、ミスタードーナツが属するダスキン内の「フードグループ」全体の売上高は、主力事業であるミスタードーナツの全店合計来客売上が増加したこと前年同期から39億7300万円(24.9%)増加、199億1500万円となりました。一方、営業利益は増収に伴う粗利の増加により、前年同期から19億8300万円増加し17億5100万円という結果に。

前年同期はコロナ禍の影響を受け、お客様売上が大幅に減少したミスタードーナツでしたが、前期下半期以降の好調を維持し全店合計お客様売上は増加に転じました。近年注力してきた“misdo meetsm”では、4年目を迎えた宇治茶 専門店「祇園辻利」との共同開発商品として「つや抹茶」シリーズを発売、前期に引き続き人気に。

続く第2四半期は、焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」、シュークリーム専門店「クロッカンシュー ザクザク」との共同開発「misdo meets BAKE & ZAKUZAKU」を発売、こちらも好調に推移しました。また、食事としても日常的に食べられるドーナツをコンセプトに開発した「むぎゅっとドーナツ」を6月に発売するとこちらも売上増加に寄与しました。