寒さ対策はどうすればいい?
多くの観葉植物は熱帯が原産地なので暑さに強い反面、寒さに弱い場合も。気温が10度以下になると元気がなくなる植物もあります。寒さに弱い品種、また屋外で育てていて様子がおかしい場合は、いったん室内で管理しましょう。
玄関など冷え込む場所は避けて、暖かいリビングなどに置くのがオススメです。暖房を切る就寝時には急激に室温が下がるので、カーテンを引いたりダンボールやビニールで保温したりするとよいでしょう。
肥料は必要なの?
植物がイキイキと元気に育つためには肥料が欠かせません。
肥料には最初の植え付け時に用土に混ぜておく「元肥」と、植え付け後に施す「追肥」があります。室内で育てる観葉植物には、固形タイプで臭いがなくジワジワとした効きめの緩行性化成肥料がオススメ。
4月~10月頃にかけて、2ヵ月に1回程度追肥として施します。水やり代わりに液体肥料をあげる方法もあります。
肥料は箱や容器に記載があるとおりに使用するのがポイントです。肥料のあげすぎは、かえって植物を弱らせる原因にもなります。気をつけましょう。
大きくなったらどうすればいい?
最初は小さかった観葉植物も、月日がたつと大きく生長して鉢が窮屈になってきます。そのままにしておくと根詰まりを起こして弱ったり枯れたりしかねません。
根が鉢底から出ていたり、水のしみこみが悪くなったりしたときは、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。生育期の5月~9月が植え替えのベストタイミングです。
鉢からそっと株を引き抜き、根を軽くほぐして3分の1ほど土を残した状態で新しい鉢に植え込みます。その際、使用済みの古い土ではなく、未使用の新しい土を使いましょう。