投資対象はどうする?

インデックス投資信託は、投資先がわかりやすいですが、日本株式や米国株式、また全世界株式(先進国、新興国)など投資対象はさまざまです。どの地域や資産に投資するかによってパフォーマンスは異なるので、慎重に検討しましょう。
 
なお、つみたてNISAは基本的に長期間行うことを前提したものであり、非課税期間は20年間です。

20年の間で購入する商品を変更することも可能なので、経済情勢によっては、適宜、購入商品を再検討してみましょう。
 
さらに、つみたてNSIAでは複数の商品を購入することも可能です。たとえば日本株式の投資信託と米国株式の投資信託にそれぞれ毎月1万円投資するというように、自分で保有割合を考えることもできます。
 
自分では分散投資が難しいと感じる方は、全世界株式と呼ばれている、先進国や新興国にバランスよく投資を行っているインデックス商品のみを選択する方法もあります。将来成長できると思える先で、自分にぴったりな組み合わせを検討してみましょう。

はじめての資産運用では、どんな商品を選べばいいのか迷ってしまうものです。つみたてNISAでの商品選びは、まず信託報酬が低いインデックス投資信託の中から探してみるといいでしょう。今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ色々な商品を比較してみてください。

参考資料

下中英恵FP事務所 下中 英恵