2022年、貯蓄方法を変えてみたいなら

年代別の貯蓄額をまとめてきました。平均と比べることで、自分との違いにも気づけたと思います。平均だけで判断できるものではありませんが、参考にできる部分もあるでしょう。

モチベーションの高まった時が、貯蓄の始めどき。今年こそ貯蓄体質になりたいと思うなら、具体的な方法の中から実践したいものを見つけましょう。

有効な貯蓄方法をいくつかご紹介します。

■貯蓄用の口座を明確にする

生活資金の口座で「残った金額だけ何となく貯金している」という方は、まず口座を分けることから実践しましょう。

手を付けないお金として目に見える形にしておくと、「つい使ってしまう」ことが減ります。老後資金用、住宅修繕費用、教育資金用…と分けるとより効果的です。

■財形貯蓄や自動積立定期預金を利用する

自動的に引き落として積み立てられる制度を利用すれば、自然とお金が貯まっていきます。はじめから「なかったもの」としてやりくりできるのが理想ですね。

■少額でできる資産運用を始める

つみたてNISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)などを使って、コツコツ資産形成する方法も有効です。

他の方法に比べてインフレのリスクに備えられ、元本を増やせるメリットがあります。さらに税制優遇があるのも魅力です。ただし元本が減るリスクはゼロではないので、正しい情報収集が必須です。

無理のない節約も兼ねながら、コツコツ貯蓄を始めてみましょう。

参考資料

太田 彩子