その3:ストレス耐性の高い人

毎月コツコツと預貯金をしていても、仕事や日々の暮らしの中で思うようにいかないことも多いというのは誰しも一緒です。

ただ、お金が貯まる人の多くは「様々なことがあってもぶれない人」が多かった印象が強いです。

言い換えると、ストレス耐性が強い人が多かったように思います。

「金持ち喧嘩せず」とはよく言ったもので、お金の余裕がある人は、多少のことで気持ちの揺れが小さく、結果として冷静な判断ができている人が多かったです。

一口にお金持ちといっても、応接室で声を荒げるお客様もいましたが、そういう方は一時的に財を成したというお客様もいました。

長い時間をかけて資産を形成したお客様には、心のブレが小さい、ストレス耐性の高い人が多いというのは、資産形成には時間がかかり、そのためには、一貫した姿勢が必要だということがわかります。

余談ですが、つみたてNISAやiDeCoといった積立投資は、ざっくりいうと、20年や30年といった長期の資産運用が前提となっています。

こうした資産運用もじれずに、初志貫徹ではないですが、つみたて投資を中断することなく、最後までやり切ることが大事かなということが言えるのではないでしょうか。