お年玉をあげる割合と相場は?
こちらはSBIネット銀行の昨年のアンケート調査データを参考に見ていきましょう。
お年玉をあげるという割合をみると2021年は61.4%、2020年が67.8%でした。
新型コロナウィルス感染症の影響もあり、年末年始に帰省できない方もいるためか若干下がりました。
そして気になる相場としては、下記の通りになっています。
- 未就学児:1000円以下
- 小学校1~3年:1001~3000円
- 小学校4~6年:3001~5000円
- 中学生・高校生:5001~1万円
- 大学生:1万~3万円
年齢を経るごとに金額が大きくなっています。
もらったお年玉、7割が「貯金」
子供のお年玉を管理している人に管理方法を聞いたアンケートでは、71.1%の人が貯金(円普通預金)と回答しています。一方で、投資信託が9%(前年3.8%)や株が6.4%(前年3%)と前年よりも増加しています。
新型コロナウィルスの影響で株価が下落し、口座開設数が増え資産運用する人が増えたことや、ジュニアNISA制度の期限が迫っているので今のうちに制度活用を考えている方もいることがうかがえます。
一部を運用資産にしておき、子供が成長するとともにその運用資産について教えてあげるのはお金の勉強としてはとてもいいことです。
また来年から高校の家庭科の授業で金銭教育を行うため、予習として親と子どもが一緒に資産運用を学ぶと効果的でしょう。