今年も残り少なくなりました。12月はクリスマスプレゼントやお歳暮、年が明ければお年玉やお年賀と、支出が増える時期ではありますが、親しい人や大切な人へ何を贈ろうかと考えるのも楽しい時間ではないでしょうか。

ハースト婦人画報社とリンベルが共同運営する「婦人画報のお取り寄せ」が行ったお歳暮に関するアンケート調査(対象:「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー4623人)によると、「今年お歳暮や冬ギフトを贈る予定がある」と答えた人は全体の約7割にのぼるそうです。

一方、お歳暮やお中元の市場規模は大きく縮小しているという統計もあります。今どきのお歳暮・冬ギフトは、どんな商品が喜ばれるのか、また予算はどのくらいなのかなど、調査結果から見ていきましょう。

もらえたら嬉しいプレゼント第1位は?

ひと昔前のお歳暮の定番といえば、ハムやビールを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ただ、最近はその定番にも変化が出てきているようです。

上述の調査で、「お歳暮」や「冬ギフト」でもらえたら嬉しい物は何かを聞いたところ、トップ5は次の通りでした(複数回答、図表1参照)。

  1. 洋スイーツ・洋菓子:73.3%
  2. 和菓子:50.0%
  3. 肉・肉加工品:44.5%
  4. 魚介・海鮮・水産加工品:37.6%
  5. 果物、野菜:37.0%

図表1:「お歳暮」「冬ギフト」でもらえたら嬉しい物(n=4,623)

出所:『婦人画報のお取り寄せ』(株式会社ハースト婦人画報社/リンベル株式会社)による調査

最も回答が多かったのは「洋スイーツ・洋菓子」で、2位の「和菓子」と大きく差が開いています。筆者も、先日親友から名の知れた洋菓子店のクッキー詰め合わせをいただく機会がありました。おしゃれな缶に入ったミニサイズのクッキーがとても可愛らしく、味だけでなく見た目も楽しめます。

このように、普段自分では買わないものを贈られるのは、特別感があって嬉しいものです。そういう意味では、有名店のスイーツはギフトとしては最適なのかもしれません。また、甘いものは子どもから大人まで万人受けしやすいのも、第1位になる所以といえそうです。