病害虫対策をする

病害虫が発生したら、薬剤などの散布が効果的です。

カビが生えた状態のポインセチアは株が弱っていて、根から水分や栄養を吸い上げる力が無くなってきています。そのまま放置すると、病気が進行し枯れてしまいます。

また、病原菌や虫は土から発生する場合が多くあります。土を完全に新しいものに取り替えて植えなおすのもよいかもしれません。

根を崩さないように、寒風が当たらない場所で作業して下さい。

病気が発生してしまった場合は復活が難しい場合もありますが、適量の薬剤を散布して効果があるかしばらく見守る必要があります。

通気性をよくする

黄色くなった葉は通気性をよくするために取り除きましょう。プレゼント用のラッピングも巻いたままにせず、すぐに外します。

枯れた葉、傷んだ葉は剪定して、日当たりの良い暖かい場所に移動して様子をみましょう。

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新芽がでてきたら、規定量どおりに液肥を与えるのも効果的です。

まとめにかえて

ポインセチアが調子を崩すのは、必ず原因があります。

元気がないからといって捨ててしまう前に、原因を探って対処すれば生命力の強い株は復活する場合があります。

復活した当初は株の姿が乱れがちにはなりますが、適切なお世話をすれば時間を経て元気なポインセチアに戻る可能性もあります。

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参考資料

みんなの趣味の園芸「ポインセチア」NHK出版

大城 望