ハボタンの葉の形

ハボタンにはさまざまな葉の形があります。葉の形によって、雰囲気が全く変わるのもハボタンの魅力のひとつです。

東京丸葉系
江戸時代から改良され続け、最も古い歴史のあるハボタンの系統が東京丸葉系。キャベツに似て葉が丸いのが特徴です。「江戸ハボタン」とも呼ばれています。

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大阪丸葉系
戦後に大阪地方で作り出された系統。葉の縁が軽く波立っているのが特徴で、東京丸葉系とちりめん系の中間型です。

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ちりめん系
明治時代に名古屋で生まれた縮葉ケールとの交配種。葉の縁が細かく縮れてちりめん状なのが特徴。華やかな印象で、名古屋系、フリル系とも呼ばれます。

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切れ葉系
葉に切れ込みが入った系統で、さんご系・クジャク系などと呼ばれています。

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また、メタリックな質感が特徴の「プラチナケール」という新品種もあります。葉にブルームと呼ばれる白い粉がないため、光沢があり発色も早いのが特徴です。

また、茎の長い高性ハボタンも新しいタイプのハボタン。バラのように見える「フレアホワイト」は冬の切花にもおすすめの品種です。