医療費控除を受けるためには確定申告が必要

医療費控除の適用を受けるためには確定申告書の提出が必要です。

あわせて、医療費の明細書も提出が必須となります。確定申告書も医療費の明細書も、様式は近くの税務署で入手できますし、国税庁のホームページからもダウンロードおよび印刷が可能です。

確定申告書作成の流れについては、医療費の領収書を集計して金額を確認、医療費の明細書および申告書の作成となります。以前は医療費の領収書を添付もしくは提示していましたが、法律が変わりその必要がなくなりました。ただし、医療費の領収書は自宅で5年間の保管が必要です。

作成方法は複数ありますが、おすすめなのは国税庁の確定申告書作成コーナーから作成する方法。パソコンからはもちろんのこと、給与収入や年金収入の方はスマホからも申告することもできますので非常に便利です。確定申告書作成コーナーでは、数字を入力すると税額まで自動計算してくれるシステムになっています。誤りもなく済みますよ。

会社にお勤めで年末調整がお済みの方は、医療費が多くかかった翌年の1月より申告書の提出が可能です。

還付金の振り込み時期については所轄の税務署によって違いがありますが、おおよそ提出後2ヶ月後には口座に振り込まれます。申告書にはご自身名義の口座を記載するのを忘れないようにしてください。