冬型

冬型の多肉植物は冬に生長期を迎えます。そのため、土の表面が乾いた状態でたっぷり水をあげましょう。水分を含んだ土は、よく冷える日に凍ってしまう可能性があります。

そうなると、根にダメージを与え株が傷む原因になります。水やり後は暖かい場所で管理しましょう。

冬越し時のその他の注意点

冬の多肉植物の管理で特に気を付けたいのが、霜や急激な温度・気候の変化です。天気予報はできれば毎日チェックして対策してあげましょう。

多肉植物は葉に多くの水分を含んでいるため、霜に当たると凍ってしまうことがあります。特に冬の寒さに弱い品種だと霜でダメになってしまうので要注意です。

基本的に、霜は多肉植物にとって危険であることを覚えておきましょう。

Snezana Vasiljevic/Shutterstock.com

対策には天気予報をよく見て温度を把握しておくことと、日頃から防寒対策を施しておくことです。

風が強く、最低気温が長く続いたりする注意が必要な日には、多肉植物を室内に取り込んだり、発泡スチロールや段ボール、プチプチなどの緩衝材で包むなど、防寒対策をしっかりと行いましょう。

まとめにかえて

多肉植物を育てる中で、冬越しは避けては通れない作業ですが、あえて冬に強い多肉植物を栽培するのもオススメです。

比較的寒さに強い種類はセンペルビウム属やセダム属、グラプトペタルム属やセネキオ属など。これらの多肉植物は耐寒性が高いので、多肉植物初心者にもおすすめです。

グラプトペタルム属 秋麗(LIMO編集部)

育てている多肉植物の性質に合った冬管理で、寒い冬を乗り越えましょう。

大城 望