コンパクトな車体で税金や維持費が安い軽自動車は、街乗り向けのセカンドカーから、メインのファミリーカーとして幅広く使われています。軽自動車には、軽トラックからスポーツカーまで多種多様な種類がありますが、その中でも、今回紹介するのは、ここ最近注目されている軽トールワゴン「スズキ ワゴンRスマイル」です。
スズキ ワゴンRスマイルは、スズキ ワゴンRの派生車種として2021年9月10日に発売された軽トールワゴン。ワゴンRと言えば、1993年にスズキ自動車が発売したトールワゴンタイプの軽自動車。当時の軽乗用車は、屋根が低いハッチバックタイプが主流でしたが、ワゴンRは、屋根を高く上げて、アップライトな乗車姿勢を採用することで、室内空間を広く取ったトールワゴンタイプの軽乗用車として一躍人気になりました。
エクステリアは、“わたしらしく乗れるスライドドアワゴン「マイスタイル マイワゴン」”をデザインテーマに、角がとれた四角いボディと、温和な表情を作り出す丸目ヘッドランプなどを組み合わせることで、シンプルで温和な外観を実現しました。
兄弟車のワゴンRに無い装備が後席スライドドアです。ヒンジドアと呼ばれている通常のドアとは違い、ボディに平行に開閉することで、狭い場所でも安心してドアを開閉することができます。また、「HYBRID X」「HYBRID S」グレードには、スイッチひとつで、自動でドアが開くパワースライドドアも採用しており、両手が荷物で塞がっていても簡単にドアを開けることが可能です。