なんとなく買うのをやめる
買い物に行く際、なんとなくで買ってしまうことはありませんか。「せっかくコンビニに来たからスイーツを買う」「面白そうな調味料だから買う」「百均でなんとなく必要な気もするから買う」など、意外となんとなくの消費は多いものです。
先ほどの総務省の資料をもとに、50~60代の1カ月の食費を確認します。
50~60代の1カ月の食費
- 50~54歳:8万3189円
- 55~59歳:8万2138円
- 60~64歳:8万146円
- 65~70歳:7万7893円
消費支出と同じように食費も年齢ごとに減り、50代前半と60代後半では約5000円の差があります。
お子さんがいるうちは食費もかかりますが、子どもが巣立ったらまずは食費を見直すと良いでしょう。なんとなく買うものを減らして、1カ月でおよそ5000円ほど減らす工夫を考えてみてください。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月20日更新)。