夏の管理
シクラメンの夏越しは、葉を残して生育させる「非休眠法」と呼ばれる方法が簡単です。この方法の場合、葉を多く残しておく必要がありますので、花後はできるだけ葉を枯らさないように管理をしましょう。
底面吸水鉢で育てている場合、受け皿の水がなくならないように適宜水を施します。普通の鉢の場合は、土の表面が乾いたらたっぷりあげるようにしましょう。このようにして夏の間も管理します。
肥料は2週間に1度程度に減らし、最低気温が10度を下回るようになってきたら、外には出さず室内で管理をするようにしましょう。
植え替えの適期は9月の前半です。植え替えをすると株が元気になるので、根鉢を崩さず、ひと回り大きい鉢に植え替えましょう。
まとめにかえて
シクラメンを育てる上で大事なのが、生育環境の温度変化です。5度以上、20度以下の温度を保てるように意識するだけで、シクラメンの調子も違ってきます。
夏越しがうまくいけば再びキレイな花を咲かせてくれます。ぜひチャレンジしてみてください。
大城 望
執筆者
立命館大学文学部卒。グルメ、ガーデニング、ゲームなどを専門とし、リサーチをベースにテーマの深堀を目指すジャーナリスト。大学卒業後、大手書店の店員として勤務した後、グルメクーポン誌の編集者に転身。「東京スイーツパスvol.4」では編集長を務める。その後グルメwebメディア「favy」にて、編集者としてのキャリアを積んだ後フリーランスのライターとして独立。紙媒体では「OZmagazine」、「ファミ通ゲーム白書」、「週刊ポスト」などで執筆。また、web媒体では「みん就キャリマガ」、「BAR TIMES」などを担当。多様なジャンルの仕事をする中、リサーチから対談取材、インタビューなど様々な現場で経験を積む。今置かれた状況しかできないことを思い切り楽しむことに常に必死。アンテナは常に広く、お金をかけずに毎日をさらに豊かに楽しく過ごすためのライフハックを探すのに夢中。自宅の家庭菜園で野菜や植物を育てるのが好き。好きな言葉はスヌーピーの「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ」