関東地方出身で都内の女子大を卒業し、国内大手金融機関に就職をしたBさん。

Bさんは大企業に入社してどのようなことがよかったと感じていたのでしょうか。

「上司や同期のほとんどが有名大学で仕事への意識が高く、仕事ができる人のやり方や考え方を学べたことは大きかったです。仕事が効率的だったり、役職が一つ上の人の立場になって仕事をして、と言われたりなど、今振り返ってみてもプロフェッショナルとしての視点を引き上げてくれたかなと思います」

大企業では研修体制などが優れているともいわれますが、この点はどうだったのでしょうか。

「研修はどれもためになる内容でした。厳しくて有名な講師の方に教えて頂き、結構泣いていた人がいた記憶がありますが、私は非常に役立ちました」

大企業のメリットとしては福利厚生の充実があげられることが多いですが、この点はどうでしょうか。

Aさんは次のように言います。

「独身寮に入ったのですが、都内23区内の寮に月に数千円の家賃で済ますことができました。バブル期に建てられた寮だったので、大浴場が大理石でできていたり、サウナがあったりしました」

Bさんも次のように言います。

「保養所があったり、30代以降?になると毎年人間ドッグを受けられるなど福利厚生は良かったです」