ドライフラワーには「秋色アジサイ」がおすすめ
ドライフラワー向きのアジサイで、お部屋に飾ってステキなアジサイのひとつは「秋色アジサイ」です。
秋色アジサイとは特定の品種のことではありません。他のアジサイと同じように初夏が開花のピークで、徐々に花色が変化していく状態のことをさします。
とりわけ、緑色から褐色に変化するものを「秋色アジサイ」と呼ぶことが多いようです。
秋色アジサイとしてよく出回っているのが「西安(シーアン)」です。きれいな色合いに変化するように改良された品種で、青やピンクの花色が緑に変化したところでドライフラワーにすると、とてもキレイです。
緑色がメインに紫や青が混じりあって、とてもおしゃれな色合いになりますよ。ドライフラワーにしてからも色が変化する場合もあります。その過程を楽しむのもいいですね。
アジサイのドライフラワー、作り方のコツ
ドライフラワーは作るのは簡単ですが、キレイに作るのはなかなか難しい作業です。コツがあるのでご紹介します。
- ドライフラワーにする花は、秋口くらいに色が変化した花をつかいます。アンティークカラーに色づいた花を使うとおしゃれです。ガクも厚みを増すので、水分がぬけたときにクシャっとしにくくなります。
- アジサイをカットするのは朝か夕方にしましょう。昼間は植物が蒸散をおこなう時間。これを避けるためです。
- アジサイをカットしたら、アジサイにたっぷり水を吸わせます。水切れした植物と同じで、水が十分に回っていないとしおれた感じのドライフラワーになってしまいます。水が十分に行き届くとガクにハリが出ます。
- 頭を下にしてぶらさげておけば1週間程度でドライフラワーになるので、できれば晴れが続く日を選んでおこなうとよいでしょう。