「公務員」というと、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?
「地域社会に貢献できる」という仕事内容に加え、「安定」や「老後安泰」といった福利厚生の部分に注目する方もいるかもしれせんね。
今回は、公務員の中でも「国家公務員」の退職金に着目しながら、老後資金の準備についてお伝えしていきたいと思います。
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国家公務員の退職金事情
さっそく、内閣官房内閣人事局の「退職手当の支給状況(令和元年度)」から、国家公務員の退職金事情を見ていきましょう。
常勤職員:3万2575人
- 1000万円未満:1万7081人
- 1000~1500万円未満:1045人
- 1500~2000万円未満:4744人
- 2000~2500万円未満:7667人
- 2500~3000万円未満:1490人
- 3000~4000万円未満:157人
- 4000~5000万円未満:267人
- 5000万円~:124人
うち行政職俸給表(一)適用者:7113人
- 1000万円未満:2100人
- 1000~1500万円未満:151人
- 1500~2000万円未満:771人
- 2000~2500万円未満:3634人
- 2500~3000万円未満:436人
- 3000~4000万円未満:20人
- 4000~5000万円未満:1人
割合で見てみると、常勤職員では約30%が2000万円以上の退職金を手にしていることがわかります。