ローン返済で苦しまないために

住宅購入をした場合で大切なのが予算です。金融広報中央委員会知るぽるとによると、次の式で毎月の返済額を求めることができます。

「毎月返済できる金額」=(A-B-C-D)÷12か月

  • A:手取り収入
  • B:住居費以外の生活費などの年間支出
  • C:住宅を購入した場合の年間維持費(管理費、修繕積立金、固定資産税など)
  • D:教育費、老後生活資金等、将来に向けた年間貯蓄額

ここで割り出した毎月返済できる金額をもとに「何年間支払うことが可能」かを考えます。

例えば、会社員の方でしたら定年までの年齢の年数、自営業などフリーランスの方であればリタイアする年齢までの年数を考えてましょう。

「毎月返済できる金額」と「何年間支払うことが可能」が分かったら、借入金の目安を調べます。

また、老後資金は住宅ローンと同じくらいの期間の準備になります。老後は「人生100年時代」の現代ですから約30年はあると考えましょう。

退職金や貯蓄では不足することも考えられますので、それをカバーするためにどのくらい必要かを把握し、資産運用を活用しながら積み立てる方法を決めていくといいでしょう。

参考資料