国税庁は2021年9月29日、「令和2年分民間給与実態統計調査」の調査結果を公表しました。それによると、給与所得者の1人当たりの平均給与は年間433万円(対前年比0.8%減)となり、2年連続の減少となりました。長引くコロナ禍が影響しているとみられます。
そこで今回はこの調査結果をもとに、気になる給料事情を詳しく見ていきます。
【平均給与】男性532万円、女性293万円に
同調査によると、1人当たりの平均給与433万円。男性532万円、女性293万円となりました。
内訳は、平均給料・手当は369万円(男性449万円、女性254万円)で、平均賞与は65万円(男性83万円、女性39万円)です。
平均給料・手当に対する平均賞与の割合は17.5%(男性18.4%、女性15.3%)となっています。
給与所得者の平均年齢は46.8歳(男性46.8歳、女性46.7歳)で、平均勤続年数は12.4年(男性13.9年、女性10.1年)となりました。