ツイ主さんインタビュー
――あんこの奥深さを知ることができるツイートですね…。こちらのツイートをしようと思われたきっかけがあったのでしょうか?
「中の人が前職で、全道各地で親子の和菓子作り教室を運営していた際に、今まで和菓子を食べたことがなかったというお子さんが多数いたことが分かり、和菓子の文化を存続させたいという気持ちが強くありました。
そんな中、どの職種でもいえることですが、『専門的な仕事をしている方からすると常識的なことが、一般の方からすると全然知らない、ということが世の中にはたくさんあるのでは?』と思い、当ツイートを通じて和菓子のこを知ってもらうきっかけになればと」。
――そのような思いがあったんですね。実際にあんこって、どのようなポイントで細かく分かれていくのでしょう?
「お店のこだわりにもよりますが、例えばどら焼きですと粒感を残しつつも生地にマッチするような水分量を調整する必要があったり、最中ですと水分量が多いと最中の皮がふやけてしまうため糖度が高く設定されていたり…と、実はお菓子の種類に合わせてあんこの作り方はは各お店で異なっているケースが多いですね」。
――「知らなかった」という驚きの声など、多くの反響が多く寄せられています
「中には『そんなことは知ってる』といったご意見も寄せられましたが、今回のツイートの反響やコメントを拝見したところ『知らなかった』といったご意見がとても多く、予想以上に驚いております。
普段何気なく食べられている和菓子ですが、実は作られているあんこにはお菓子に合わせた手間が込められていると知ってもらうと、美味しさも一層感じられると思います」。
いつも何気なく食べていた“あんこ”ですが、今後は「これはどういう意図で作られたあんこなのかな?」とあれこれ考えを巡らせてしまいそうですね。みなさんはどう思いましたか?
↙︎おそらく皆さまが考えている
— 和洋菓子 はこだて柳屋のツイッター (@YANAGIYA0989) September 20, 2021
『あんこ』の認識🙅♂️
↘︎実際はこんな感じです🙆♂️ pic.twitter.com/YMzozLMpS4
参考資料
増田 雄三