70代、みんなの年金・貯蓄の平均は?老後資産を守る方法も紹介

Clare Louise Jackson/shutterstock.com

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「人生100年時代」といわれる現代。一度の人生、後半となる老後も充実して過ごしたいですよね。

寿命が延びている一方で、生活するうえで切っても切れないのがお金です。生きている間にお金は足りるだろうかと、不安に感じられている方も多いのではないでしょうか。

そこで本日は、本格的な老後がスタートする70代以降のみなさんの年金と貯蓄事情をご紹介。あわせて、老後のお金を守る工夫までお話ししていきます。

「70代以上」の年金、月額の平均はいくら?

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まずは、70代以上の方々が平均でどれくらいの年金を受給しているのか見ていきましょう。

厚生労働省年金局の「令和元年度(2019年度)厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、年齢ゾーンごとの平均年金月額を抜粋します。

厚生年金保険(第1号)の平均年金月額

  • 70~74歳:14万6421円(受給権者数:389万2271人)
  • 75~79歳:15万1963円(受給権者数:303万1605人)
  • 80~84歳:16万575円(受給権者数:207万3096人)
  • 85~89歳:16万3489円(受給権者数:120万7324人)
  • 90歳以上:16万1044円(受給権者数:64万2156人)

※厚生年金保険(第1号)の年金月額は、基礎年金月額を含みます。

国民年金の平均年金月額

  • 70~74歳:5万6697円(受給権者数:837万559人)
  • 75~79歳:5万5922円(受給権者数:676万8205人)
  • 80~84歳:5万6572円(受給権者数:506万6660人)
  • 85~89歳:5万5175円(受給権者数:344万74人)
  • 90歳以上:4万9232円(受給権者数:178万32人)

70代以降の平均的な年金受給額は、厚生年金であれば15万円前後、国民年金は5万円前後と考えられます。一般的に厚生年金は手厚いと言われていますが、15万前後で1か月過ごすのは厳しいと感じた方も多いのではないでしょうか。

夫婦ともに厚生年金の場合は、「なんとか暮らしていけるかも」という世帯もあるでしょう。しかし実際は、年金だけで暮らしていくことが難しい世帯のほうが「多数派」と言えそうです。となると、貯蓄を切り崩して生活していくことになりますね。

頼みの綱となる貯蓄事情はどうなっているでしょうか。次で確認していきます。

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執筆者
高橋 明香

会計専門学校卒業後、和光証券株式会社(現みずほ証券株式会社)に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事する。そのキャリアは20年に渡る。後進の育成にも注力し、教育・研修担当としても活躍。豊富な金融知識と親しみやすい性格で顧客からの信頼も厚い。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。CFP(Certified Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。