老後でもできる資産運用は、安心感も与えてくれる

「老後を迎えてからも資産運用をする」という発想は持たれたことありますか? 資産運用に定年はないので、もちろん老後であっても運用することが可能なのです。

ただし、現役時代の資産形成期のようにリスクをとるのはあまりおすすめしません。老後の資産が枯渇しないよう、「守るための運用」を心がけましょう。

現役時代のように20~30年と長期間運用できない場合は、債券や投資信託などを活用して3~4%程度の安定的な運用を検討してみてはいかがでしょうか。株式のような値動きの大きな商品はリターンも期待できますが、大きく下落した際には大切な老後資金がかなり減ってしまいます。そういった運用は避けたいですよね。

たとえば年利3%で10年間運用できた場合を想定して計算してみましょう。

  • 元手1000万円→10年後:約1344万円  20年後:約1806万円
  • 元手2000万円→10年後:約2688万円  20年後:約3612万円
  • 元手3000万円→10年後:約4032万円  20年後:約5418万円

※カシオ計算機「生活や実務に役立つ計算サイト」複利計算(元利合計)によるシミュレーション

上記のように資産を育てることができれば、資産の寿命を伸ばすことができますね。老後の安心感も増すでしょう。

お金は「稼ぐ」ことも大切ですが、「育てる」ことも大切です。仕事をしている間は稼ぐことに目が行きがちですが、老後は「育てる」ことも意識しておきたいもの。可能であれば早いうちから投資を始めておくと、知識だけでなく経験も身につきます。

とはいえ、はじめての方は資産運用に馴染みがなかったり、リスクに不安を感じられる方も多いですよね。ステイホームの今では、無料のオンライン相談会なども用意されています。便利なものを活用して、資産運用について学んでみてはいかがでしょうか。

参考資料