70代以上の貯蓄の実情。老後資金作りの3つのコツとは?

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2020年の日本人の平均寿命は、男性が81.64歳、女性が87.74歳と、いずれも過去最高を更新しました。

年齢にかかわらず、趣味や仕事に打ち込みたいという元気なシニア世代は増加傾向にあるようです。

しかしその一方では、「老後2000万円問題」や「年金の減少」など、老後の不安を掻き立てるようなニュースも続いています。私は証券会社でファイナンシャルアドバイザーとして、お客様の資産運用に携わってきましたが、老後生活に不安感を抱いている方も少なくないように思います。

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そこで今回は、現在の70代の貯蓄実態を紹介しながら、老後の備えについてお話していきたいと思います。

70代の平均貯蓄は?

はじめに、金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年調査結果」をもとに、70代以上の金融資産保有額を見ていきましょう。

70歳以上世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯含む)

  • 平均値:1786万円
  • 中央値:1000万円

平均値と中央値では786万円の差が出ていますね。

平均値は、一部の超富裕層の資産額に引っ張られて、数値が大きくなりやすい傾向があります。ですので、ここでは中央値の1000万円の方が、より70歳以上世帯の実態を反映している数値と言えます。

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執筆者
岡崎 泰輔

大阪学院大学経済学部卒業後、東洋証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に約9年間従事する。特に米国株、中国株の提案を得意とし、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。表彰歴多数。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。