50代の貯蓄格差から見える老後資金の準備法

ここまで50代の貯蓄格差の実態を確認しました。老後資金について、少し心配になる結果となりましたね。

その現状を踏まえ、ファイナンシャルアドバイザー兼ファイナンシャルプランナーの私からのアドバイスは、ライフイベントが重なったときから人生三大資金を見据えて準備をする心構えを持つことです。

住宅取得や教育資金にはローンが組めますが、老後資金はほとんど不可能です。ですので、20年、30年先の資金を作るためにも、小額から早めに準備をしていただきたいと思います。

具体的には資産運用で老後資金を準備することも視野に入れるといいでしょう。

資産運用のポイントは「時間を味方につける」こと

「住宅ローンがあるけど、繰り上げ返済すべき?それとも…?」
「教育費も、老後も心配。どうしたらいいのか……」

など、お金の事情はご家庭によってそれぞれですので、最適な資産運用のスタイルも異なります。

数ある金融商品の中からどれを選べばいいのか迷ってしまい、なかなか運用スタートのタイミングがつかめない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

資産運用は運用期間を長くとればとるほど、リスクが軽減しリターンが安定してくると言われています。

「時間」を味方につけることは、資産運用のたいせつなポイントであるといえます。今は無料でオンラインセミナーも実施されているので、まずは情報収集からはじめてみるといいでしょう。

参考資料