②長期積立運用
資産運用は、できるだけ長い期間を使って運用することで、リスクが軽減しリターンが安定します。
また毎月投資など、定期的に一定額を買い続けることで、ドルコスト平均法によって、高値掴みするリスクを抑えることができます。
③いざというときの保障
長期間運用の最大のリスクは、「途中で投資が継続できなくなる」ことです。すでに紹介した2つの方法は、運用に長い期間をかけることで最大限の効果が期待できます。
しかしながら、思わぬ事情で収入が減ってしまったり、病気やケガによる突然の出費など、長い人生には不測の事態はつきものです。そういった事態によって運用が中断されることがないよう、いざというときのための医療保険や収入保険を準備しておくと安心でしょう。
おわりにかえて
今回は、70代の貯蓄状況を見ながら、老後を見据えた資産運用のポイントを挙げてきました。とはいえ、投資ビギナーの方が資産運用を始めるのは少し勇気がいることかもしれませんね。
最近では、オンラインでのマネーセミナーや無料相談会なども増えてきています。こういった機会を活用して、ぜひ一度ご自身の老後を、お金の専門家に相談してみるのもいいのではないでしょうか。
参考資料
岡崎 泰輔