大きな老後資金の作り方

大きなお金を作るとなると、貯金だけでは難しいので投資や運用を検討したいとお考えの方は結構多いのではないでしょうか。

ただ、今までやったことがなく、失敗を恐れてコツコツ貯金していこうとして、運用することを諦めたり、後回しにしたりしてしまっている方も多いと思います。

確かに、投資や運用は初心者の方に難しいのは事実です。

ただ、実は初心者の方でも始めやすく、プロと遜色ない運用成果を出せる方法があります。

それは、長期積立投資です。

投資や運用というと、手元にあるまとまったお金を一度に株式などに投じてリターンを狙う方法を想像される方が多いと思います。しかし、この方法ではプロの様な結果を生み出すのは難しいです。

一方で、長期積立投資であれば例えば毎月コツコツと積立をしていくので、初心者でも成果が見込めます。「ドルコスト平均法」によって買うタイミングと購入金額のリスクを分散できます。

ドルコスト平均法とは、同じ金額を定期的に投資することで、購入単価を平均化する方法です。

投資対象の資産の価格が安い時には量を多く、高い時には少なく買うことができます。

また、長期投資が重要な理由は、過去の実績上、長期投資の方がリターンも大きくなる傾向があるからです。

金融庁「安定的な資産形成に向けた取組み(金融税制・金融リテラシー関連)平成30年11月16日」によるとS&P500は、1980年から1917年の37年間にかけて19.7倍になっています。

これから老後に向けた資産形成を検討される方は、長期積立投資を意識して運用を始めてみてはいかがでしょうか?