厚生年金の受給額「月30万円超」の人の割合は?

また受給額の分布をみていくと、毎月30万円以上の厚生年金を単身で受給している人の割合は、男性で全体の約0.17%、女性は全体の約0.007%と、ごくごく一部の人に限られていることがわかります。

冒頭で触れた、「老後のひと月あたりの最低生活費」を公的年金だけでまかなっていくことは、ほとんどの人にとって非常に難しいことである、と言えるのではないでしょうか。

「老後のお金」を考える

退職後のセカンドライフに、やりたいことをリストアップしている人も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

最近では、新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えたという人も多いかと思います。

そんな、いまだからこそ「老後のお金」について、考えてみてはいかがでしょうか。

まずは、将来受け取れる年金額を確認してみることから始めてみてもよいかもしれません。

そこから、老後にやりたいことを達成するためには、いくら必要になるかを考えてみると、「今から準備すべき資金(老後のお金)」が算出されます。