定年前の50代世帯「貯蓄と負債、みんなの平均」 ~老後のお金、どう準備する?~

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どうすべき?「50代からの資産形成」

冒頭でお伝えしたように、私は証券会社時代、このようなお悩みの相談を多く受けてきました。

その経験をもとにお伝えすると、特に運用初心者の方が、定年前の50代から株式などのリスク性の高い資産で運用をするのはお勧めしにくい、と言えます。

ファイナンシャルアドバイザーの私が検討をお勧めしたいスタイルの一つが、債券や世界のあらゆる資産を組み入れたバランス型の投資信託による運用です。

投資信託ですので元本保証はありませんが、債券やバランス型のファンドであれば、リスクを抑えつつ3%程度の運用をしていくことも可能です。

ちなみに、私たちと関わりの深い「公的年金」もバランスファンドで運用されており、2001年度から2020年度までの年金積立金の名目の運用利回りは年平均で3.64%でした。

50代のみなさんの場合、老後も引き続き運用を続けていくことを前提としたファンドを選択されることをお勧めします。

そして、リタイヤ後に一度に現金化してしまうのではなく、運用を続けながら、必要な分だけ取り崩していくスタイルを目指していかれるとよいでしょう。

運用期間は長ければ長いほど、リスク・リターンともに安定してきます。安心して運用を続けることができ、老後も引き続きお金を育てていくことに繋がります。

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執筆者
宮内 勇資

専修大学商学部卒業後、水戸証券株式会社に入社。リテール営業に従事し、入社後より卓越した成績を残す。受賞歴多数。国内外株式、投資信託、債券などが得意分野。キャリアの途中からは人材育成にも携わり、主に若手社員の能力向上に大きく貢献した。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。ヒアリングを重視したコンサルティングに定評がある。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。