塩をふるタイミングは?

――とっても美味しそうで、想像していたらお腹がすいてしまいました。もしツイートに書ききれなかったコツがあったら教えてください。

「火加減は強火にしたほうがいいですね。あとは、フライパンを温めてから枝豆を投入することと、塩をふる場合は枝豆を投入した後にしたほうがいいです」

――投稿に、大きな反響が寄せられています

「まさか全国にこんなに枝豆ラバーがいらっしゃるとは思わなかった…というのが率直な感想です。同時に『夏は枝豆!』という方が多いというのが嬉しかったです」

輸入枝豆が供給量の半分に

最後、簡単に枝豆についてのトリビアを。読者の皆さんの中には、枝豆=大豆ということを知らない人も…もしかしておられるかもしれませんね。農林水産省のホームページによれば、枝豆とは大豆が未成熟なうちに収穫したもので、大豆が穀物なのに対して枝豆は野菜に分類されるんだそう。

独立行政法人・農畜産業振興機構によると、枝豆の輸入量は年々増加。平成22年にはおおよそ6万7000トンだった輸入量は、平成29年には5割増の7万6000トンに。国内の枝豆供給量が14万トンなので、約半分を占めるまでになりました。

主な取引先は台湾、タイ、中国など。台湾がダントツで年間3万トン、続くタイ、中国が2万トン前後になります。輸入枝豆はその大半が冷凍されたものなんだそうです。

ちなみに枝豆の旬は、初夏から秋にかけて。そろそろスーパーなどにも並ぶ今の季節、茹でて塩を振った枝豆しか食べたことがない…という人はぜひお試しあれ。

参考資料

増田 雄三