「教育費」「住居費」そして「老後資金」は人生の三大出費と呼ばれますね。家族のライフイベントと切っても切り離せないのがお金です。
長期化するコロナ禍。先行きの見通しが立ちにくい今、マネープランの見直し中というご家庭も多いでしょう。
貯蓄や収入、はたまたマイホーム事情といった「お金のこと」は、親しい間柄でもなかなか話題に出しにくいものです。とはいえ、「同世代のなかでわが家はどのくらいなのか」は、ちょっと知ってみたい気もしますね。
そこで今回は、総務省の「家計調査報告(貯蓄・負債編)2020年(令和2年)」から、世代ごとの「お金事情」をイッキ見していきます。
20代~70代世帯「年収・貯蓄・持家率」をイッキ見!
総務省の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上世帯)」より、20代から70代以上世帯のお金事情を、世帯主の年齢ごとに見ていきましょう。
平均:世帯主の年齢…59.5歳
持家率…85.8%
年間収入…634万円
貯蓄額…1791万円
■内訳■
金融機関…1761万円
- 通貨性預貯金…556万円
- 定期性預貯金…607万円
- 生命保険など…357万円
- 有価証券…240万円
金融機関外…31万円
20~29歳:世帯主の年齢…27.0歳
持家率…33.0%
年間収入…564万円
貯蓄額…376万円
■内訳■
金融機関…359万円
- 通貨性預貯金…229万円
- 定期性預貯金…54万円
- 生命保険など…53万円
- 有価証券…23万円
金融機関外…17万円
30~39歳:世帯主の年齢…35.3歳
持家率…65.0%
年間収入…675万円
貯蓄額…760万円
■内訳■
金融機関…732万円
- 通貨性預貯金…378万円
- 定期性預貯金…160万円
- 生命保険など…135万円
- 有価証券…60万円
金融機関外…27万円