20~30代の伸びが顕著 前年より7~8割の増加

それでは、つみたてNISAの口座数を年齢別に見ていきましょう。

つみたてNISAの口座数(2020年・2019年の比較)

【出典】金融庁「NISA・ジュニアNISA利用状況調査(令和元年・令和2年12月末時点の確報値)」より筆者作成

先述した通り、つみたてNISAの口座数は302万2422口座で前年から6割以上伸びています。特に20代(80.8%)と30代(70.2%)の伸び率が著しく、全体を大きく押し上げる結果となりました。40代~50代も5割以上の伸び率を見せています。

一方、年齢層が上がるにつれて増加率が落ち着いていく傾向も読み取れます。「長期積立はなるべく早いうちにしたほうがいい」という認識が広まっているのかもしれませんね。

それでは、つみたてNISAを実施している人について、買付額別に見ていきましょう。