なぜトラブルが起きるのか。対策はあるか

電話(音声通話)の場合、通信事業者側で特定の番号への荷電が集中することが予想される場合、その電話番号への通信制限をかけています。これは、より重要な「110番」や「119番」などの重要通信を確保するなどネットワークの安定・継続運用の観点から行われているものですので、「時間をおいてかけなおす」以外の対応方法はありません。

原則的には各自治体が案内している通り、インターネット経由で予約するのが現時点での最善策だと考えられます。

ただ、「インターネット予約を手伝ってくれる親族・知り合いがいない」方向けに、各所でサポートする動きが出ているので、これらのサービスの活用を検討するのも良いでしょう。

  • ローソンの一部店舗(ケアローソン)でワクチン予約の無料サポート
  • 各自治体で学生アルバイト・職員・民生委員が予約サポートを実施

自治体の動きの一例として福島市のサイトを見ると、オンライン予約マニュアルを用意したり、動画を用意したり、予約サポートの案内ページを用意したりと、可能な限りインターネットが苦手な高齢者へのサポート体制を敷こうとしていることが伺えます。

また、新型コロナワクチン関連の詐欺については消費者庁もホットライン(電話相談)を準備しているため、一人で悩まずに電話するのがおすすめです。

ワクチンについては基本的に任意接種です。つまり、接種したくない人は打たなくてもよいものです。そして「待てばいつかは接種できる」性質のものでもありますので、希望される方は「コロナワクチンナビ」からお住まいの各自治体の接種情報を確認し、最新の情報を得て行動しましょう。