漫画家の祭さんは、おみくじちゃんとあみだちゃんというチンチラの母子、元保護チンチラの福くん、デグーの棟梁ちゃんというネズミさんたちと一緒に生活しています。
福くんの足の怪我を診てもらうために、電車に乗って病院にやってきた祭さんと福くん。(第103話参照)診察室に入ると先生が、福くんの身体をチェックしながら、「福ちゃん、いくつですか?」と聞いてきました。
保護したときの状況から、推定年齢1歳としていましたが、正確なところは祭さんにもわかりません。(第83話)そこで祭さんは、福くんが保護チンチラであることを説明し、「先生のほうで、年齢を予想できたりしますか?」と聞いてみました。
すると先生は、福くんの足を見ながら「なるほど…。足の裏を見ると固いので3歳ぐらいかなあ…?」と一言。思ったよりも年齢がいっているかもしれないという事実に驚きを隠せない祭さん。
先生の見立てでは、足の怪我は軽いとのこと。ただ足の裏がガサガサしていることから、念のために皮膚病の原因となるカビの検査をして貰うことなりました。なお、痛み止めは内臓を悪くする危険があることから、血液検査の結果を見てから処方を決めてもらうことになり、そして、せっかくなので歯の検査もしてもらうことに。
「んじゃ、福ちゃん頑張ってね~」と、祭さんが診察室を出ようとすると、先生にがっしりと抱えられた福くんが「ポキュ~…」と切なげな声をあげます。どうやら、病院の診察室に残されるのが不安なよう。祭さんは、少々後ろ髪を引かれる思いで、診察室を後にします。