65歳以上「みんなの貯蓄額」無職世帯の平均はいくらか

Hyejin Kang/shutterstock.com

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還暦を過ぎても働き続ける方が増えていますね。

私はできれば、定年後はのんびりした生活を長めに過ごしたいな、と思っております。

そこで意識したいことの一つが、「老後のスタート時点で、どれぐらい貯蓄があるか」ということでしょう。

「公的年金だけを頼りにするのは心許ない・・・・・・。年金生活に入る前に、できるだけ老後資金を準備しておきたい」

これが、わたしたち現役世代の共通の願いではないかと思います。

そこでちょっと気になるのが、今の65歳以上・リタイヤ世帯のみなさんの「平均的な貯蓄のすがた」。みなさん、どのくらい貯蓄を保有しているのでしょうか。

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そこで本日は、10年以上大手金融機関で勤めた経験のある私から「65歳以上・無職世帯」の貯蓄について、そして、老後に向けたお金の準備に関するお話をしてまいります。

65歳以上無職世帯の貯蓄額は?

それでは早速、65歳以上無職世帯の貯蓄額を見ていきましょう。

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、その内訳は次の通りです。

世帯主が65歳以上・無職世帯の貯蓄額

・貯蓄現在高:2292万円(前年比3.3%増)

内訳

  • 通貨性預貯金:618万円(27%)
  • 定期性預貯金:920万円(40.1%)
  • 生命保険など:397万円(17.3%)
  • 有価証券:348万円(15.2%)
  • 金融機関外:9万円(0.4%)

これだけの貯蓄があれば仕事を引退して、毎月の収入が公的年金だけでもなんとか暮らしていけそうかな、とも感じられます。

では、実際のところはどうでしょうか。次で見ていきましょう。

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執筆者
佐藤 雄基

法政大学経営学部卒業後、大和証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、個人、法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に約11年間従事する。大和証券退職後は、不動産ベンチャーのGA technologiesに入社。一貫して金融業界に携わり、豊富な金融知識を活かし、卓越した営業成績を残す。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。顧客のニーズを的確に判断し、専門的でありながらも、わかりやすいアドバイスが強み。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。