共通していることの多いクレカ
au PAY ゴールドカードとAmazon MasterCardゴールドを比較して言えるのは両クレカが共通している部分の多いクレカであるということです。
まずは年会費です。両クレカ共に年会費は 1万1000円(税込)です。最小のポイント還元については、100円(税込)につき1ポイント貯まり、還元率は1%です。追加カードはETCカード、家族カードに対応しているのも共通している部分です。
さらには、付帯サービスについても共通している部分が多くあります。両クレカとも付帯保険がついていますが、補償額が同等です。海外旅行損害保険が最大5000万円まで、国内旅行損害保険についても最大で5000万円まで、ショッピング保険については300万円までの補償がついています。
ここまでで、両クレカが共通している部分の多いことがおわかりいただけたと思います。
ここからは両クレカの違いについてみていきましょう。
国際ブランドの違い
まずは国際ブランドの違いについてです。Amazon MasterCardゴールドについてはその名の通り、国際ブランドはMastercardのみ選択することができます。au PAY ゴールドカードもMastercardを選択することができますが、それに加えてVISAを選択できます。国際ブランドの豊富さについてはau PAY ゴールドカードに軍配があがりました。
ポイント還元の違い
続いてポイント還元の違いについてです。両クレカとも、100円(税込)につき1ポイント貯まり還元率が1%と共通しています。違いは最大の還元率です。au PAY ゴールドカードはau PAY マーケットでの買い物で最大18%の還元と、au携帯電話、au光の利用料金が11%還元されます。
au PAY マーケットでの買い物については、毎月の利用金額に変動が出ることが予想されますが、携帯料金と光回線の料金は概ね固定であることを想定すると、仮にau携帯電話とau光の利用料金が毎月1万5000円と過程すれば、1650ポイントが毎月貯まることになります。クレジットカードでポイントを貯めたい人にとって、このポイント数は多いのではないでしょうか。
また、Amazon MasterCardゴールドについてはAmazon.co.jpの利用で2.5%還元されます。先ほどau PAY ゴールドカードの例と同様にポイントを貯めようとすると6万6000円、Amazon.co.jpで買い物をすれば同等のポイントを獲得できます。au携帯電話とau光を契約している人にとっては、au PAY ゴールドカードはポイントの貯まりやすいクレジットカードと言えるでしょう。
電子マネーについて
au PAY ゴールドカードは電子マネーに対応していません。Amazon MasterCardゴールドについては、iDに対応しています。電子マネーの対応という観点ではAmazon MasterCardゴールドに軍配があがりました。
スマホ決済について
両クレカのスマホ決済の対応については、au PAY ゴールドカードがApple Pay、楽天ペイ、au PAYに対応、Amazon MasterCardゴールドはApple Pay、Google Pay、楽天ペイに対応しています。