日本文化がニュージーランドの必需品になった「ジャンダル」の由来

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どこの国にも、ほかの国にはない「名物」や、自慢できるものがあります。

日本なら桜や富士山、お米といったところでしょうか。筆者が暮らすニュージーランドに関していえば、メレンゲのお菓子「パブロバ」や、ハチ形をした木製のおもちゃ「バジービー」などが挙げられます。

人々は、「お国自慢」であり、ニュージーランドをニュージーランドとたらしめるこれらのものをひとくくりにして、「キーウィアーナ」と呼んでいます。

そして「キーウィアーナ」の中には、意外にも日本と関係が深いものがあります。ニュージーランド人の暮らしにあって当たり前のようになっているこのアイテム。一体何でしょう。

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どんな季節でも、何を着ていても……

日本と関係があり、「キーウィアーナ」の1つとして数えられるアイテムは「ジャンダル」です。日本の「ビーチサンダル」に当たります。「ジャンダル」の名は「ジャパニーズ」と「サンダル」の2語をくっつけた造語です。

日本では言うまでもなく、もっぱら夏、ビーチやプールに行く時に重宝するものですが、ニュージーランドでジャンダルが活躍するのは夏だけではないのです。人々は季節感にあまり左右されません。なので季節を問わず、1年を通して愛用されています。

上半身はダウンジャケットを着ているのに、足元は寒そうなジャンダルだったり、ちょっとかわいいドレスを着ているのに、パンプスではなくジャンダルを履いていたり。これらは決して珍しいことではありません。

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執筆者

1998年よりニュージーランド在住。東京での編集者としての経験を生かし、仲間と各種メディアを扱う会社を創設、編集長を務める。2002年に独立し、本格的に執筆活動を開始する。ニュージーランド航空やニュージーランド観光局の発行物やウェブサイトを手始めに、国内および他の英語圏の国々における環境、ビジネス、子育て/教育、文化、テクノロジーなどの分野について、多岐にわたる媒体に寄稿。海外在住日本人ジャーナリスト集団「Global Press」所属。共著書:『コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿』(光文社新書)