株式会社みんなの銀行は2021年5月28日、スマートフォン専用アプリを一般公開し、口座開設の受付を開始したと発表しました。
みんなの銀行は、九州を地盤とする地銀グループ「ふくおかフィナンシャルグループ」の100%子会社です。
「これまでの銀行の使命や役割を再定義し、これからの時代にふさわしい新しいつながり方を創造していくこと」をスローガンに掲げ、すべてのサービスがスマートフォン上で完結する次世代型の新銀行「デジタルバンク」として、いま注目を集めています。
「デジタルバンク」では、いったい何ができるのでしょうか。サービス内容とともに見ていきましょう。
お金のことはスマホですべて完結
それでは、どんなサービス内容を提供しているのか具体的に見ていきましょう。
原則即時の口座開設が可能
サービス提供開始から、24時間365日、原則即時の口座開設が可能です。口座開設後はすぐに利用できます。
5月28日13時にサービスがスタートして、16時までの約3時間で約1500口座が開設されました。
1年で40万人が目標とのことですから、順調な滑り出しと言えそうです。国内初のデジタルバンクということで注目が集まっているのは間違いなさそうです。
普通預金は「Wallet(ウォレット)」
みんなの銀行では普通預金を「ウォレット」と呼んでいます。 キャッシュカード・現金を持ち歩くことなく、支払いから振込み、ATM入出金まで、いつでもどこでもスマートフォンのアプリで利用できます。もちろんウォレットに預け入れも可能です。
ATMならアプリを使っていつでも現金が引出せるとのこと。全国25000台のセブン銀行ATMに対応しており、手数料は下記の通りです。
- 出金手数料…110円/回
- 他行あての振込手数料…220円/回
また、後述する月額600円の「プレミアムサービス会員」に登録すると、出金は月15回、他行あての振り込みが10回まで無料で利用できます。