介護問題が深刻化?

被保護実人員・保護の種類別扶助人員

厚生労働省「被保護者調査(月次調査) (2019 年度確定値) 結果の概要」より

被保護実人員についても同じような推移といえそうですが、2013年度から減少がゆるやかに続いており、2019年度の被保護実人員は1か月平均207万3117人と、同2万3721人の減少となりました。

保護の種類をみると、「生活扶助」がもっとも多く、次いで「住宅扶助」、「医療扶助」の並びとなりました。ひときわ目立つのは、2000年度一貫して増加している「介護扶助」です。介護問題の深刻化が、データとして如実に現れる結果となりました。