オキサイド、第21回定時株主総会を開催 コロナ影響を受けるも半導体・ヘルスケア事業は下半期から増収基調

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2021年5月28日に開催された、株式会社オキサイド第21回定時株主総会の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:株式会社オキサイド 代表取締役社長 古川保典 氏
株式会社オキサイド 取締役 内田誠二 氏
株式会社オキサイド 常勤監査役 中嶋豪 氏

第21回定時株主総会

古川保典氏:みなさま、こんにちは。代表取締役社長の古川でございます。本日はご多用のところご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。

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本日の総会は、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、ご来場をご遠慮いただくようお願いしてきました。株主のみなさまにはご不便をおかけし、心よりお詫び申し上げます。

弊社役員の一部についても、別会場よりインターネット経由で参加します。また、役員一同マスクを付けさせていただいています。ご理解、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

開会に先立ちまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。弊社は、2021年4月5日付で東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。これもひとえに株主のみなさまのご支援の賜物であり、役員一同厚くお礼申し上げます。

なお、当株主総会では、定款第13条の定めにより私が議長を務めます。よろしくお願いいたします。

それでは、ただいまより、株式会社オキサイド第21回定時株主総会を開会します。本日の議事の進め方ですが、株主さまからのご発言・ご質問等については、報告事項の報告、決議事項の各内容説明が終わりました後に一括してお受けしたいと考えています。その上で、各議案について採決させていただきたいと思います。

最初に、ご出席株主数及びその議決権の数をご報告します。本総会におきまして、議決権を有する株主数は90名、その議決権の数は3万7,815個です。本日ご出席の株主数は、議決権行使書をご提出くださいました株主さまを含め58名、その議決権の数は3万115個です。したがって、本日のすべての議案について、審議に必要な定足数を満たしていますことをご報告します。

続いて、監査役による監査報告をします。中嶋常勤監査役お願いします。

中嶋:監査役の中嶋でございます。監査役会を代表し、私から監査報告をします。当監査役会は、第21期事業年度の取締役の職務の執行について監査を行ってきました。監査の方法及び内容、監査の結果は招集通知38ページ及び39ページの監査報告書に記載のとおりです。

まず、事業報告及びその付属明細書は、法令及び定款にしたがい、会社の状況を正しく示しているものと認めます。また、取締役の職務の執行に関する不正の行為、または法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められません。さらに、内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であり、内部統制システムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認められません。加えて、会計監査人である太陽有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。

最後に、本総会の各議案及び書類については、法令もしくは定款に違反する事項及び不当な事項はございません。以上、ご報告します。

古川:ありがとうございます。監査報告は以上となります。続きまして、報告事項についてご報告します。当期は、当社及び当社事業についての紹介動画を作成しました。まずはそちらをご覧ください。

ご視聴ありがとうございました。それでは、第21期事業報告及び計算書類報告の件についてご報告します。

経済的背景

まず、経済的背景からご説明します。当事業年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により急速に悪化し、2021年4月発表のIMFによる2020年の世界経済の成長率はマイナス3.3パーセントと推定されています。

一方で、2021年にプラス6パーセント、2022年にはプラス4.4パーセントの成長を遂げるという、異例の不確実性の中でも回復の予測がなされています。日本経済でもおおむね同様な基調であり、2020年の成長率はマイナス4.8パーセントに対して、2021年はプラス3.3パーセント、2022年はプラス2.5パーセントの成長と推測されています。

当社の事業の状況

このような中で、当社は新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、テレワークの制度やオンラインコミュニケーションツールの活用等により、事業活動を継続することができました。一部製品で新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、半導体、ヘルスケア両事業で、主に下半期から増収基調となりました。

具体的には、ヘルスケア事業の売上高は前期比9.8パーセント増の13億2,400万円、半導体事業の売上高は前期比34.9パーセント増の17億2,900万円となりました。一方、光計測・新領域事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により一部製品の受注・販売を見送っているため、8.8パーセント減収の5億2,500万円となりました。

事業別説明 -光計測・新領域

では、これより事業の市場別の取り組み状況をご説明します。光計測・新領域事業においては、半導体事業及びヘルスケア事業に続く次の収益の柱を育てるために、現在約15件の研究開発活動に取り組んでいます。

スライドにその一例を示しています。材料研究分野で利用される分析装置のレーザ光源、有機ELやマイクロLEDのディスプレイ製造に用いるマイクロ加工用のレーザ光源、プロジェクターや自動車用ヘッドアップディスプレイ製造に用いる計測装置、医療分野に使用されるボタン電池、水銀ランプの置き換えやオンライン診療に用いる照明光源など、新しいビジネスの可能性を拡げる取り組みを強化・加速しています。

事業別説明 - 半導体

半導体事業においては、単結晶・レーザともに今後の増産に向けた人的リソース・製造インフラの拡充に重点的に取り組みました。特に販売済みのレーザには定期的なメンテナンス対応が求められるため、新規でのレーザ製造能力の向上と同時に、メンテナンスへの対応能力の確保に注力しました。

事業別説明 - ヘルスケア

ヘルスケア事業においては、以前より取り組んでいます生産性の向上に取り組みました。具体的には、シンチレータ単結晶のインゴットからの素子の取れ数の向上が成果を上げ、2015年に事業を譲り受けた時に比べて約3倍の水準に向上しています。

対処すべき課題

対処すべき課題としては、「各種研究開発の促進」「優秀な人材の採用」「財務体質の健全化」の3つがあります。

1つ目の課題の「各種研究開発の推進」ですが、当社が推進する光技術の応用範囲は世界規模で拡大しています。IoTやAI、ビッグデータといったイノベーションを支える半導体の微細化や医療機器の高度化に伴い、当社の製品への需要も拡大基調にあります。

同時に、新しい領域への的確かつスピーディな開発と製品化が求められています。これらに対応し、当社の独自性・技術的な優位性を保つために、「各種研究開発の推進」が不可欠です。社内リソースに加え、国内外の大学・研究機関との連携、また政府機関のプロジェクトなども積極的に活用し、研究開発を推進していきます。

2つ目の課題の「優秀な人材の採用」ですが、当社製品の需要増や開発促進に対応するため、即戦力の技術者の採用とともに、優秀な若手技術者の採用や人材開発が大きな経営課題となっていると認識しています。

新卒採用については、国内の大学との継続的な連携やインターンシップにより、採用難の状況の中でも計画に沿った実績を積み重ねています。中途採用については、優秀な人材について、年々採用のハードルが高まっています。企業説明会や人材紹介会社を通じて当社の魅力を効果的にアピールし、業務拡大に対応できる即戦力の確保に成果を上げています。

人材開発については、適材適所の配置や各階層に応じたレベルアップ研修を継続的に実施します。特に次世代の中核となる技術者の育成を見据えて、社会人博士号の取得支援などの施策を重点的に進めていきます。

3つ目の課題の「財務体質の健全化」ですが、財務上においては、需要増に対応する設備増強、継続的な研究開発を可能とする「財務体質の健全化」が必要と考えています。強固な経営基盤の構築に努めていきます。

当社としては、創業以来の世の中にない、また、あえて他社ができないものに取り組むベンチャー精神を忘れず、他社にできない技術に取り組み、高付加価値、高シェアの製品を市場投入し、さらなる業績拡大を目指していきます。そして、持続的かつ安定した収益体制を構築することで企業価値の増大に努めていきます。

損益計算書

続いて、損益計算書の内容についてご説明します。当事業年度は、半導体事業及びヘルスケア事業の好調を受け、売上高は前期比16.8パーセント増の35億7,961万9,000円となりました。また、営業利益は前期比197.4パーセント増の3億6,575万5,000円、経常利益は前期比207.8パーセント増の3億2,288万7,000円となりました。さらに、当期純利益は前期比303.4パーセント増の3億1,045万8,000円となりました。

貸借対照表

次に、貸借対照表の内容についてご説明します。流動資産34億3,227万6,000円、固定資産31億3,361万8,000円、資産の部合計65億6,589万4,000円、流動負債24億1,394万7,000円、固定負債26億4,031万円、負債の部合計50億5,425万7,000円、純資産の部の合計15億1,163万7,000円です。

株主資本等変動計算書

次に、株主資本等変動計算書をご覧ください。新株の発行により資本金及び資本準備金が、それぞれ577万5,000円増加しました。利益剰余金合計は、当期純利益により3億1,045万8,000円増加しました。これらにより、当期末の純資産の部の合計額は15億1,163万7,000円となりました。

以上、第21期事業報告書及び計算書類報告の件についてご報告しました。

第1号議案 定款の一部変更の件

続いて、決議事項をご説明します。まず、第1号議案「定款の一部変更の件」です。お手元の招集通知40ページをご覧ください。

本議案は、経営体制及びガバナンス体制の強化を目的として、取締役を1名増員するため、「定款第19条」の内容を変更することにつき、ご承認をお願いするものです。

第2号議案 取締役9名選任の件

続いて、第2号議案「取締役9名選任の件」です。お手元の招集通知41ページをご覧ください。

本議案は、取締役全員が本総会終結の時をもって任期満了となりますので、経営体制及びガバナンスの強化を目的として1名増員し、取締役9名の選任をお願いするものです。取締役候補者については、招集通知41ページから44ページ記載のとおりとなります。

なお、この度、内田誠二氏を新任取締役候補者とした理由は次のとおりです。内田誠二氏は2017年に当社に入社後、IPO準備室長に就任し、IPOの実現に尽力しました。2020年9月以降は管理本部総務グループマネージャーを務め、前職での深い知見と経験を活かし、上場後はIR、適時開示など幅広い分野で業務管理を担っています。今後、業容拡大に対する管理業務の体制強化及び戦略的事業提携を担当する取締役の候補者として選任しています。

第3号議案 補欠監査役1名選任の件

続いて、第3号議案「補欠監査役1名選任の件」です。お手元の招集通知45ページをご覧ください。

本議案は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠監査役1名の選任をお願いするものです。なお、本議案に関しては、監査役会の同意を得ています。補欠の監査役候補者については招集ご通知記載のとおりです。以上が、決議事項の説明となります。

それでは、ご質問もないようですので、議案の決議に入りたいと思います。

決議

それでは、各議案の採決を行わせていただきます。まず第1号議案について原案にご賛成の方は拍手をお願いします。

(拍手)

ありがとうございます。3分の2以上のご賛成を得ましたので、本議案は原案どおり承認可決されました。

続きまして、第2号議案について原案にご賛成の方は拍手をお願いします。

(拍手)

ありがとうございます。過半数のご賛成を得ましたので、本議案は原案どおり承認可決されました。

続きまして、第3号議案について原案にご賛成の方は拍手をお願いします。

(拍手)

ありがとうございます。過半数のご賛成を得ましたので、本議案は原案どおり承認可決されました。

以上をもちまして、本日の目的事項はすべて終了しました。この場をお借りして、新任取締役を紹介させていただきたいと存じます。内田誠二でございます。

内田誠二氏:内田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

古川:これにて、株式会社オキサイド第21回定時株主総会を閉会とします。本日はご多用のところ多数ご出席、ご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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