公務員退職金「1000万円～2000万円組」は2人に1人?

国家公務員がもらえる退職金の額について、ここまで解説してきました。

それでは、国家公務員のうち、1000万円～2000万円台の退職金を受け取れる人はどのくらいいるのでしょうか。

引き続き同調査をもとに、チェックしていきましょう。

退職手当支給額別退職手当受給者数
（定年・応募認定・自己都合・その他の合計）

〈常勤職員〉

  • 500万円未満：1万6485人
  • 500～1000万円未満：596人
  • 1000～1500万円未満：1045人
  • 1500～2000万円未満：4744人
  • 2000～2500万円未満：7667人
  • 2500～3000万円未満：1490人
  • 3000～3500万円未満：114人
  • 3500～4000万円未満：43人
  • 4000～4500万円未満：163人
  • 4500～5000万円未満：104人
  • 5000～5500万円未満：46人
  • 5500～6000万円未満：31人
  • 6000～6500万円未満：42人
  • 6500～7000万円未満：1人
  • 7000～7500万円未満：4人

常勤職員のうち、約45％の方が1000万円台～2000万円台の退職金をもらっていることがわかります。

〈うち行政職俸給表（一）適用者〉

  • 500万円未満：1972人
  • 500～1000万円未満：128人
  • 1000～1500万円未満：151人
  • 1500～2000万円未満：771人
  • 2000～2500万円未満：3634人
  • 2500～3000万円未満：436人
  • 3000～3500万円未満：20人
  • 3500～4000万円未満：0人
  • 4000～4500万円未満：1人

行政職俸給表（一）適用者の約70％が、1000万円台～2000万円代の退職金を受けとっていることがわかります。

また、常勤職員、行政職俸給表（一）適用者のどちらも、2000～2500万円未満の退職金を受けとっている人が最も多く、このことからも国家公務員の退職金事情は恵まれているとも言えそうですね。