オンライン飲み会で依存症に?

自宅で飲むなら、帰宅の心配もないし、危険なこともないように思います。しかし、「終電や代行のことを考えなくていい」「しんどくなったら、すぐに寝ればいい」といった安心感から、ついつい飲み過ぎてしまうことも多いようです。

飲食店での飲み会であれば、1次会だけで帰るとか閉店時間で切り上げるといったきっかけがあります。これに対し、オンラインの場合はダラダラと飲み続けてしまうことも…。そのため、知らず知らずのうちにアルコール依存症の入り口に立っている可能性があることが懸念されています。

日本人の適度な酒量とは

厚生労働省によると、「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては“節度ある適度な飲酒”として、1日平均純アルコール量で約20g程度」とされています。また、欧米人や日本人男性を対象とした研究でもっとも死亡率が低いとされたのは、1日あたりの純アルコール量が男性で10~19g、女性で9gです。

この純アルコール量20gとはどれぐらいの量を指すかというと、アルコール度数が5%のビールの場合は500ml、アルコール度数が43%のブランデーやウイスキーの場合は60mlとなります。

酒量を抑えて泥酔しにくい飲み方を

厚生労働省が発表している「日本人の適度な酒量」を知って、「思っていたより量が少ない!」と思った人も多いのではないでしょうか? ですが、自分の健康のためにも、前述のような事故を起こさないためにも、適度な飲み方をしたいものですね。

そこで、筆者のまわりにいるアルコールが大好きな人たちに「酒量を抑えて泥酔しにくい飲み方」を聞いてみました。みなさんが心がけていることに共通するものはあるでしょうか。