新型コロナウイルス流行の影響で「早期リタイア」を募ったり、「新規採用」を見送ったりするなど、経済的に打撃を受けている企業がたくさんあります。

このコロナ禍において安定して働ける職業といえば、やはり「公務員」ですよね。

「どんな不況に陥っても公務員は大丈夫」「公務員なら退職金も多いし安泰で良いよね」と思う人も多いのではないでしょうか。

実際に地方公務員の老後は本当に安泰なのでしょうか。今回は公務員の退職金について、いったいいくらもらえるのか見ていきたいと思います。

地方公務員の職種別退職金はいくらか

一口に地方公務員と言っても、職種は様々です。

総務省の「平成31年地方公務員給与実態調査」の第9表の2「団体区分別、職員区分別、退職事由別、年齢別退職者数及び退職手当額(定年退職-再掲)」の(1)全地方公共団体の表をもとに、「25年以上勤続後の定年退職等」の場合の退職金(1人当たり平均手当額)を職種別に見ていきます。