日本では「サーティワン」の名前で馴染みが深い「バスキン・ロビンス」はアメリカ生まれの世界最大級のアイスクリームパーラーチェーンです。

「31種類のアイスクリームがあるため、1カ月毎日違うアイスが楽しめる」という意味を込め日本では「サーティワン」の愛称で親しまれています。

そんなサーティワンでは2021年4月1日より、新たなテイクアウト商品「バラエティボックス」を発売。おうち時間が増えたことによりますますお持ち帰り需要が高まる中、人気のテイクアウト商品「バラエティパック」のリニューアルに注目が集まっています。

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日本で「サーティワン」として親しまれているB-Rサーティワンアイスクリーム株式会社は、バスキン・ロビンスと不二家の合弁会社です。31種類のアイスを提供していると思われがちですが、実際は32種類もしくは28種類のアイスクリームを置く店舗が多いのが特徴です。1200種類ものアイスクリームが作られており、その中から選ばれたスタンダードフレーバー、シーズンフレーバー、フレーバー オブ マンスが店頭に並んでいるそうです。

B-R サーティワン アイスクリーム株式会社が2021年2月5日に発表した「2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」によると、当期の売上高は174億4100万円(前期比90.3%)。売上原価はコストコントロールの寄与もあったことで80億9400万円(前期比87.1%)となり、その結果として売上総利益は93 億4600万円(前期比93.3%)になりました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受ける形となった今期は、外食産業の多くが休業や営業時間の短縮をおこなうなど店内飲食が減少する状態が続きました。その一方、テイクアウトやデリバリーの需要が増えたことにサーティワンも柔軟に対応。衛生管理や感染防止に取り組みながら新たなニーズにこたえるべく対応をおこないました。また、市場環境の変化に対応すべく新規商業施設への出店強化を継続した結果、前期末に比べ36店舗増加し、期末店舗数は1210店舗となりました。