2020年から猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、在り方が変わってきたこともあります。その一つが、学習の手段や環境です。

コロナ禍での休校や授業数の減少によって、デジタル教材学習が注目を集めました。そこで、今回は株式会社スパコロ調べ「小学生のデジタル教材学習に関する調査」を参考にし、よりよい学習環境について考えていきましょう。

なお、この調査の対象は、全国の小学生を持つ母親3,209人です。

小学生ママの3割がデジタル教材に興味あり

小学生を持つ母親に「興味がある小学生向け学習サービスはありますか?」と質問したところ、「学習塾(33.3%)」「デジタル教材(PC・タブレット教材など)(30.9%)」「オンライン授業(動画による授業など)(13.2%)」「家庭教師(4.4%)」という回答になりました。

定番の小学生向け学習サービスである学習塾は変わらず人気がある様子がうかがえます。しかし、コロナ禍という現状も踏まえると、デジタル教材やオンライン授業も気になるようです。コロナ禍で、デジタル教材やオンライン授業などのサービスを提供する会社も増えてきました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、いつ収束するのか先行き不透明ですので、子どもの学習環境を整える有効な手段として対面教育以外の方法も模索しているのでしょう。