台湾FPD4社の1~3月期業績、売上高は前年同期比62%増に 2021.04.21 10:00 公開 執筆者津村 明宏 産業タイムズ社 台湾FPD(Flat Panel Display)メーカー大手4社(AU Optronics[AUO]、Innolux、Hannstar Display、GiantPlus)の2021年3月実績が出揃い、1~3月期の暫定業績が明らかになった。売上高は4社合計で前年同期比62%増の1769億台湾ドルと、過去最大級の伸びを示した。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 液晶パネルの価格上昇止まらず、21年下期も高値継続か 2020年下期から値上がりし始めた液晶パネルだが、価格の上昇がいまだに止まらない。旺盛な需要が継続していることに加え、世界的な半導体の需給逼迫や、ガラス基板メーカーでの相次ぐ事故、台湾の水不足問題などが顕在化し、液晶パネルの供給不安をあおる要素が後を絶たない。当初は、21年下期にはパネル価格が下落に転じると見る向きが強かったが、部材の供給状況によっては高値が想定より長続きするかもしれない。 ディスプレードライバーIC各社 FPD需要好調で大幅増収 液晶や有機ELといったFPD(Flat Panel Display)の旺盛な需要に伴い、これを駆動するディスプレードライバーIC(DDIC)各社の業績も伸びている。下期以降の急速な業績向上で、主要メーカーである台湾のノバテックとハイマックス、韓国のシリコンワークスの2020年業績は前年比で大きく拡大した。この好調が当面続きそうだ。 進化し続ける有機ELディスプレー、フォルダブルでは偏光板レス化も 有機ELディスプレーは、アップルがiPhoneの2017年モデルに採用すると、スマートフォン市場で急拡大を遂げた。調査会社のOmdiaによれば、21年にスマホの有機ELの搭載率は40%に高まり、メーンストリームになるという。中国スマホメーカーの有機EL搭載台数は、20年の約7000万台から21年は1億台に拡大し、液晶とほぼ同等価格を実現できるようになった、リジッド有機ELの搭載が大きく伸びるとしている。 CESに登場した次世代ディスプレー技術 ミニLEDバックライトやマイクロLEDが多数登場 パナソニックが踏み出す約20年ぶりの体制刷新 電池やデバイスは独自の強み加速へ LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL